食材百科事典

にら

にら

栄養価

(食品成分表 可食部100gあたり)
エネルギー 21(kcal)
たんぱく質 1.7(g)
脂質 0.3(g)
炭水化物 4.0(g)
ナトリウム 1(mg)
βカロテン 3500(μg)

ピックアップ栄養素

β‐カロテン

にらの緑部分には抗酸化作用があるβカロテンが多く含まれています。βカロテンは油と一緒に摂ると吸収が高まるので、ビタミンB1の多い豚肉と一緒に炒めると効果的です。ほかにも血圧の上昇を抑えるカリウム、止血作用や骨の健康維持に役立つビタミンK、造血作用のある葉酸などが含まれています。

また、ニラには強い香りは、硫化アリルの一種「アリシン」によるものです。アリシンにビタミンB1の吸収を高めて糖の代謝を促進する作用があり、スタミナアップに役立つといわれています。また血の流れをよくして血栓を予防したり、食欲を増進させる働きもあるとされます。アリシンは特に根元部分に多く含まれていて、細かくカットすると香りが増加するといわれています。

【参考URL】野菜ナビ https://www.yasainavi.com/zukan/nira.htm

特徴 & ポイント

にらは、東南アジアの原産で、中国東北部からシベリアにかけて野生がみられる。中国では最も古い食材の一つで、葉にらのみではなく、花茎の花にらとしても利用される。日本では、9~10世紀から利用された記録があるが、近年までは微々たるものであった。1960年代に入り需要が急増し、周年生産されるようになった。

*調理法*

独特のにおいが肉料理の生臭みを消し、香味野菜としてその旨みとよく調和する。中華料理では、多くの料理特に炒め物によく用いられる。レバーの炒め物、餃子の中身などに欠かせない。にらの香りを生かした料理には、土鍋で炊きこんだ「にらがゆ」などがある。にらの組織は傷つきやすく、鮮度が低下すると味も香りよくない。長時間加熱はすぐ色あせ、他の食品全体に臭気が吸収されてしまう。にら自体を味わうためには、なるべく短時間で調理するのがよい。

【参考資料】日本食品大辞典

 

リアルレポートにらの煮びたし

【材料】 (4人分)
にら 2束
削り節 5g
★しょうゆ 大さじ1/2
★みりん 大さじ1/2
★水 大さじ1/2
★白だし 少々

1、にらは根元を落とし、長さ4~5cmに切る。
沸騰させた鍋にさっと湯通しする。
2、★とにらを混ぜ合わせる。削り節をかけ出来上がり。

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

しゃきしゃきとした食感で臭みがなかったです。これは、箸が止まらない!

とっても簡単なので、是非皆さんも一度試してみてください。

 

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