栄養価
エネルギー | 30(kcal) |
---|---|
たんぱく質 | 0.9(g) |
脂質 | 0.3(g) |
炭水化物 | 6.6(g) |
ナトリウム | 6(mg) |
食物繊維 | 2.1(g) |
カルシウム | 12(mg) |
カリウム | 270(mg) |
リン | 25(mg) |
ピックアップ栄養素
代表的な栄養素は、
ビタミンB1、B2、C、E、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンなどです。
しょうがの大きな特徴は栄養とは別のところにあり、『香りや辛味の素』となっている成分です。
しょうがは3種類の辛み成分を持っていて、それらが体に良い効果を与えています。
3種類の辛み成分は、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンと呼ばれており、これらが新陳代謝を上げ、体を温める・冷えを改善する作用があります。
それでは次項の特徴&ポイントにて、詳しく説明していきたいと思います!
特徴 & ポイント
しょうがに含まれる3種類の辛み成分
【ジンゲロール】
生のしょうがに多く含まれている辛み成分で、血行を促進する働きがあります。
殺菌作用や抗酸化作用なども含まれており、体の免疫機能を活性化する効果もあります。お寿司には生姜の甘酢漬け(ガリ)が添えられているのには、きちんとした理由があるのです。また、生のしょうがには肉をやわらかくする酵素も含んでいるため、下ごしらえに使用すると仕上りが良くなりますよ。
【ジョウガオール・ジンゲロン】
ジンゲロールが加熱や乾燥した際に生成されるのがショウガオールとジンゲロン。
ショウガオールはジンゲロールよりも強い血行促進作用を持ち、体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。
生のまま摂取するよりも乾燥又は加熱調理することでよりショウガオールが増加し、身体を温める効果が大きくなるとされています。
ジンゲロールよりも刺激の強い辛み成分となります。食べ比べをするとわかりやすいですが、味の刺激と同時に鼻に香る刺激も乾燥生姜の方が強いです!
乾燥させると繊維がよりはっきり見えますね。生姜は食物繊維がたっぷり含まれていて、小腸での糖分や脂肪の吸収を抑える働きをしてくれます。
料理レポート
給食 大人気レシピ★鶏肉のジンジャーソースかけ★
甘酸っぱく、しょうがや白ねぎ、ごま油の風味豊かな味わいで子ども達にも大人気の給食メニューです。
調理工程も簡単で、大量調理にもおすすめですよ♪
【小学校中学年 1人分分量】
鶏もも肉 ・・・・40g(40g/個)
食塩 ・・・・・・0.2g
こしょう ・・・・0.02g
でん粉 ・・・・・4.0g
揚げ油 ・・・・・適量
≪ジンジャーソース≫
しょうが ・・・・0.8g
白ねぎ ・・・・・1.6g
淡口しょうゆ・・・2.0g
酒 ・・・・・・・0.8g
三温糖 ・・・・・1.6g
米酢 ・・・・・・0.8g
ごま油・・・・・・0.2g
水 ・・・・・・・5.0g
【作り方】
①鶏肉に塩・こしょうで下味をつける。
②でん粉をまぶして油で揚げる。
③しょうがはおろす、白ねぎはみじん切りにする。
④ソースの調味料を沸かし、③を入れて混ぜる。
⑤④の鍋に②を入れてからめる。
出来上がり♪
コメント