ピックアップ栄養素
ビタミンD
ビタミンDは腸からカルシウムを効率よく吸収されるよう促す働きがあります。
また、血中からカルシウムを運び、骨への沈着も促します。
カルシウムは体内で不可欠なミネラルなので、きちんと摂取したいですが、ビタミンDが不足すると吸収も沈着もうまくいかず、せっかく摂取してももったいないです。
強い骨になるためにはカルシウムと一緒にビタミンDも忘れずに!
特徴 & ポイント
リアルレポートしいたけ栽培をみてみよう!
、今回はしいたけ農園さんを訪問して、実際の作業工程をみせていただきました。※栽培方法は菌床栽培です。
①原木(くぬぎやかしなど)を細かく砕いたものと「ふすま」や「とうもろこしの芯」などをミキサーで混ぜます。
③②の袋を約360袋並べ、100~120℃で5時間半、袋ごと加熱殺菌します。
④殺菌された菌床に、しいたけ菌を植えます。雑菌が入らないように作業はクリーンルームで行います。
クリーンルームは殺菌庫の後ろの白い壁の部屋で、殺菌庫からクリーンルームに移動ができます。
⑤菌床を21℃の部屋で、120日間ほど寝かします。
菌床の表面を菌が覆っていき、その後だんだん中まで菌がはいっていきます。
⑥途中で水分に浸からないように袋を横倒しにします。水分はしいたけの排出物のようなものだそうです。
たくさんある菌床の中で④の工程または袋のピンホールなどで雑菌が入り、全面緑色になっているものもありました。こうなってしまうと廃棄になり、堆肥にするそうです。
⑦袋の口を開けて、「芽出し室」に移動です。
こちらでは27~28℃の菌にとっては、高温な環境に置くことによって発育の準備をします。(10日間)
⑧袋の口から水をさし、しいたけが生えるのを待ちます。(15~20日間)
しいたけがいいサイズになったら収穫をします。
菌床はひっくり返して同様に水をさすと、またしいたけが生えてきます。
8回ぐらい収穫できるそうです。
⑨サイズ別、状態別に分けて出荷します。
しいたけにも厳しい基準があり、基準表に基づき分別作業をしていました。
私たちのいつも食べている「しいたけ」はこんなにも長い時間をかけて育てられていることが改めてわかりました。
また、収穫は従業員が毎日行わないと収穫時を、逃してしまうそうなので、休むに休めないそうです。
さらに、しいたけの収穫は1個ずつ行うので機械作業化も難しいそうです。
しいたけは、農園さんの努力の結晶なのですね☆