食材百科事典

ぶたにく

ぶたにく

栄養価

(食品成分表 可食部100gあたり)
エネルギー 221(kcal)
たんぱく質 18.6(g)
脂質 15.1(g)
ナトリウム 58(mg)
ビタミンB1 0.62(mg)

ピックアップ栄養素

ビタミンB1

ビタミンB1は水溶性のビタミンで糖質が燃焼するときに必要なビタミンです。
またビタミンB1は神経細胞内に存在し、神経を正常に保つ働きもしています。
代表的な欠乏症として「脚気」があります。

ビタミンB1はにんにく、にら、たまねぎに含まれる「アリシン」と結合して「アリチアミン」という物質になりで吸収率がアップします。

疲労感があるときは豚肉とたまねぎの生姜炒めなどがピッタリですね!

特徴 & ポイント

ぶたにくは部位によって味の違いが特にあるわけではありませんが、脂の量は違います。


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・肩…筋肉質で脂肪が少な目な肉です。煮込み料理によいでしょう。
・肩ロース…赤身に脂肪が網目状にはいっていて、調理の前にはスジ切りが必要です。生姜焼きなどがよいでしょう。
・ロース…キメが細かく、肉質もやわらかいです。ロースハムなどがよいでしょう。
・ヒレ…ロース同様キメが細かく、肉質もやわらかいですし脂肪分が少ないです。ビタミンB1も豊富です。ヒレカツなどよいでしょう。
・バラ…別名三枚肉と言い、濃厚な脂身が特徴です。ベーコン、スペアリブによいでしょう。
・モモ…脂肪が少ない赤身の肉でブロック、角切り、薄切りと利用方法が幅広いです。炒めものなどよいでしょう。
・そとモモ…肉のキメはやや粗く、濃い赤身肉です。豚汁などがよいでしょう。


脂が気になる方は一度茹でてから使用するとよいでしょう。豚肉は淡いピンク色でつやと弾力があるものがよいです。

リアルレポートベーコンを作ってみよう!

豚ばらをみて思い出すものといえば…ベーコン!
自分でつくれば好きな風味をつけて作れますよ☆

 

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①豚ばらブロック500g(赤身と脂身の量をみて選びましょう。)を水洗いし、キッチンペーパー等で水気を取り、ラップをせずに冷蔵庫で1~2時間乾燥させます。

②砂糖、醤油を各大さじ1、塩50g、水400mlを火にかけ沸騰させてから弱火で5分ほど煮ます。この調味液を「ピックル液」といいます。ピックル液は加熱後冷ましておきましょう。

 

 

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③密封袋に豚バラ、スライスした玉ねぎとにんにくとスパイス(今回はローリエ1枚とセージ3ふり)、黒コショウとピックル液をいれ3日ほど冷蔵庫でねかします。

④豚ばらを水に4時間ほど浸けて塩抜きをします。途中水を何度か替えてください。

 

 

 

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⑤①と同様に水気を取り、一晩冷蔵庫で乾燥させます。

 

 

 

 

 

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⑥燻製をします。今回はナラのチップを使用しました。

 

 

 

 

 

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完成です☆

手作りのベーコンは市販品よりも豚肉の味がしっかりしています。

燻製とスパイスの効果で香りもとてもよいですよ。

 

 

料理レポート

ベーコンとズッキーニの玉子炒め

うまみのあるベーコンは淡白な味のものと相性がよいですね。

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材料
・ベーコン
・ズッキーニ
・たまご
・こしょう

 

 

 

①ベーコン、ズッキーニを適当な大きさに切ります。少し大きめの方が存在感がありよいです。

②油はひかず、ベーコンから炒めていきます。ベーコンの油があるのでそのままズッキーニをいれていきます。
全体に火が通ったら、たまごも加えていきます。ポイントはたまごを入れたらあまりかき混ぜないこと!

③最後にこしょうで味を整えてください。

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