給食トピックス

「学校給食フェアinあいち」に行ってきました!

 公益財団法人 愛知県学校給食会が主催の「学校給食フェアinあいち」に参加させていただきました。

 

時間:2019年8月9日10時~15時
場所:愛知県豊明市 愛知県学校給食総合センター

 愛知県学校給食会では、学校給食会の活動や食育・給食について一般の方々に広めることを目的として、様々なイベントを開催しています。今回はその一つとして学校給食フェアが初めて開催されました。

 

 


 当日の参加者数は1100名で、事前に目標としていた600名を大きく越える方が来場されました。給食・食育への関心の高さがうかがえます。多くの親子連れの方が来場されて賑わっていました。

 来場者からは楽しかったとの感想が多く寄せられており、愛知県学校給食会では目的を達成できたのではないかという感触を得られたそうです。また、想定を大きく超える人数でしたので、ゲームや体験に参加できなかったとの声もあったとのことです。 

 

 ★様々なゲームや体験が開催されていました★

【食育ゲーム】

〇はてなボックス?
中の食材は何か触って当てます。皆さん恐る恐るボックスの中に手を入れていました。
〇糖度を測ろう!
トマト、トウモロコシ、スイカの糖度を実際に計測して甘い順に並べます。理科の実験のようで皆さん真剣に取りくんでいました。
〇豆つかみ競争
箸の持ち方に注意して、音楽が流れている間にいくつ大豆を並べられるか挑戦です。
〇魚釣りゲーム
皆さん前のめりになってたくさんの種類の魚を釣っています。魚の種類は写真が貼られているので、自分が釣った魚は何か確認することができます。

 

 

 

 

 

 

 

〇食べ物おりがみをつくろう!
折り方を見ながら黙々とおりがみを折っていました。
〇食育クイズにチャレンジ!
写真の前でじっと考えている子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

【食品サンプル作り体験】        【クッキー作り体験】

 

 

 

 

【-20℃の世界を体験しよう!】
低温倉庫・冷凍倉庫・常温倉庫の見学をしよう!
1回30分の行程で午前と午後の2回行われました。
定員は各回20名でした。

上記の3つの企画とも定員があり、人気で整理券はすぐになくなっていました。

 

 

【手洗いについて学ぼう!】

 「洗い残し発見BOX」を利用して、手洗いの洗い残しを発見します。目視で確認することが難しい洗い残しを、手洗いチェッカーを使用して見えるようにすることで、汚れの残りやすい場所を見て確認することができます。

 

 

 

【展示ブース】

〇給食会の取組
食育推進事業の学校給食に関する普及啓発や食育支援のための様々なイベントが紹介されていました。

☆学校給食教室:小中学校の保護者を対象に学校給食献立の調理実習・試食、講義、講話が行われます。
☆親子食育体験教室:小学生の親子で農業体験学習を行います。昨年はみかん狩りとみかんの調理、れんこん堀りとれんこんの調理、ウインナー作りと八丁味噌の工場見学の3回が行われました。
☆親子工場見学会:学校給食で利用されている食品や食材がどのようにして提供されているかを学習します。
☆郷土料理講習会・地場産物料理講習会:栄養教諭を対象に調理実習・試食、講義が行われます。
☆朝ごはんコンテスト:小学5・6年生を対象に「地元の食材や郷土料理を取り入れた家族の愛を感じる愛であごはん」をテーマにコンテストが行われます。

 

 

〇学校における食育の取組

 江南市の市立中学から朝食の指導実践について紹介されていました。朝ごはんに何を食べているか確認を行い、何が足りていないか知り、改善案を実行する取り組みです。

 小牧市の小学校では地図を利用して、地域の特産物が市内のどの地区で採れるかクイズ形式で指導された取組が紹介されていました。

 チョウザメの養殖が行われている豊根村では、チョウザメのアラで団子を作りスープにする調理実習の様子が紹介されていました。

 設楽町の小学校3年生は愛知県の伝統野菜である天狗なすを社会見学で見に行き、料理教室では天狗なすを使用したオムレツが紹介されていました。

 

〇あいちの伝統野菜の紹介

「早生かりもり」、「金俵まくわうり」、「天狗なす」、「十六ささげ」、「愛知縮麺かぼちゃ」、「八名丸さといも」、「知多3号たまねぎ」、「早生とうがん」が実物とともに紹介されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真の野菜は、「十六ささげ」、「早生かりもり」、「金俵まくわうり」です。

「十六ささげ」は歴史が大正時代から、産地は愛西市・稲沢市、特徴はつる性で生育がよく、さやの長さは30cm程で淡緑色、豆は赤褐色です。旬は7月~8月、料理は和え物、煮物、炒め物に使用されます。

「早生かりもり」は歴史が明治時代から、産地は尾張地域、刈谷市、碧南市、特徴は短円筒形の薄緑色で、歯切れのよい食感です。旬は7月~8月、料理は漬物に利用されます。

「金俵まくわうり」は歴史が明治時代から、産地は江南市周辺、安城市、特徴は皮が濃黄色の俵型で果肉は白色で甘く、香りがよい。旬は7~8月、料理はデザートに使用されます。

 

 「愛知県学校給食フェアinあいち」に訪れた人々は楽しい思い出とともに給食や学校給食会の活動についての理解を深められたことと思います。来年の開催も予定されています。時期をいつ行うか、どのような形で行うかはまだ未定であるそうですが、来年の開催も楽しみですね。

 今後も地域の皆様がこのようなイベントに参加して、給食・食育、学校給食会の活動について勉強することにより、学校給食のますますの発展につながると思います。

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