給食トピックス

ふなっしーさんも危うく素に戻りかける?WFP(国連世界食糧計画)チャリティーエッセイコンテスト2018表彰式

 10月12日(金)、WFP国連世界食糧計画を支援する認定NPO法人、国連WFP協会(横浜市)主催の「WFPチャリティーエッセイコンテスト2018」の表彰式が開催されました。

 コンテストへの応募総数は過去最多の19,291作品、寄付金総額も応募総数に応じて過去最高の231万4,920円となり、7万7,164人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けられることになります。

 今年も給食ひろばのスタッフがエッセイに挑みましたが、選ばれませんでした…。

 今回は「おなか空いた、なに食べよ!」をテーマに7月1日~9月7日の間、小学4年生から大人まで幅広い世代を対象に作品を募集。応募1作品につき、給食4日分にあたる120円が、寄付協力企業より国連WFPに寄付されます。

 表彰式では審査委員長を務める音楽評論家の湯川れい子さんが「今年は、『おなかが空いた、なに食べよ!』というテーマにしたことで、世界とのつながりというよりも身近な内容のエッセイがあり、それがまたとても素敵でした。家族愛や食にまつわる思い出などバラエティに富んだ素晴らしい作品が集まり、審査委員の三国シェフも涙するほどでした。鬼の目にも涙とはこのことですね。」と全体を講評しました。


 学校・団体として最も多い1,006通のエッセイを応募し、WFP学校給食賞を受賞した京都学園中学校高等学校の中村先生はこんな話をしてくださいました。

 「普段は社会科を教えていますが、食に関する授業をするとき世界の飢餓についても触れますがなかなか伝わらないことがあります。それでも、このエッセイコンテストに応募することによって世界の飢餓を減らすことができることを伝えると、子供たちが深く考えてくれるようになりました。誤字などもありますが、このエッセイはありのままの思いを書いてくれているので、あえて添削はしていません。」


 最優秀賞となる「WFP賞」を受賞した作品はでは、マレーシアで目にしたラマダン(断食)で感じたことを基に、飢餓問題の解決に向けた自分なりの考えをつづりました。受賞した中学1年生、野田有沙さんは表彰式で「(世界中の人に食料が行き渡り)『おなかすいた、何食べよ』と食べ物を選べる時が来るよう、これからもボランティアなどに参加したいです」と喜びを語りました。

 野田さんはマレーシアのペナンで生まれて半年前に日本に来ました。どちらかといえばマレーシア語よりも英語で話す方が多いという野田さんも断食月には実際に体験したと言います。「断食明けはいっぱい食べました。デーツはそれほど…なんですが(笑)」


 特別審査委員ふなっしーさんは「こどもの頃の大好物はドライカレーだったなっしー。今は何かなー、ラーメン、昨日も食べたなっしー。梨を食べちゃうと共食いになるので桃を食べるなっしー。食の思い出は大事にしてほしいなしなー。一方で食べることもままならない子供たちもいるので、そういう子供たちに少しでも関心を持ってもらえるとうれしいなしなー。」

 初めてエッセイコンテスト表彰式に参加した感想を問われると

「感想? 場違いじゃねーかなと。でも食べるということは共通の思いがあるのでとても楽しく過ごしましたなっしー。子供たちの食べ物、飢餓を守るというのは掛け値なしに素晴らしいことをやっていると思います。なので、ふなっしーも応援するのでみなさんも関心をもって応援できたらいいと思いますなっしー。よろしくなっしー!」

 ふなっしーさんは、入賞した子供たちと楽しそうに記念撮影に応じていました。

 給食ひろばはWFPチャリティエッセイコンテストに協賛しています。また、スタッフもエッセイを応募しています。が。まだ入賞なっしー。

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