給食トピックス

三重県名張市立箕曲小学校の「伊勢志摩サミット給食」を取材しました!

 三重県志摩市で開催される主要国首脳会議(サミット)を記念して、三重県名張市ではサミット参加国の中から、3国の料理を取り入れた「伊勢志摩サミット給食」を実施します。児童にとっては、外国の食文化や世界について触れることができる良い機会です。


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 名張市の小学校は全体で14校あり、市内統一献立を実施しています。14校全てが自校方式で学校給食を運用しており、市内全体で4,400食の給食を作っています。この給食を栄養教諭等7人が月毎に交替で献立を立てています。また、お隣の伊賀市と定期的に研修を行い、献立について意見交換を行っているとのことで、意識の高さがうかがえます。

 5月12日(木曜日)に、14校の中の1校の箕曲小学校を訪問させていただきました。


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 5年生の児童達と一緒に給食をいただきました。本日のサミット給食のテーマはドイツで、ドイツの伝統食材であるソーセージを使った給食です。

 5月12日(木曜日)ドイツ :

  ソーセージのケチャップがらめ、ポテトコーン

  スープ、ミックスサラダ、コッペパン、牛乳

 

その他のサミット給食の献立

 5月19日(木曜日)アメリカ :

  ポークビーンズ、アスパラサラダ、黒糖パン、牛乳

 5月26日(木曜日)イタリア :

  ミートスパゲティ、たまごサラダ、チーズ、パン、牛乳


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 4人で1つの班に分かれて給食をいただきます。児童全員に給食が行き渡ると、担任の先生と一緒に、「いただきます!」と大きく元気な声が聞こえてきました。

 今日は特別に校長先生が生徒と一緒に給食を召し上がります。


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 みんな給食に夢中です。ソーセージをパンに挟んで、口に頬張ります。

 児童は、「給食大好き!」 「いつも楽しみにしてる!」 「美味しいからいつも残さずに食べてるよ!」と元気に答えてくれました。

 好きな料理について質問すると、定番のカレーを始め、ビビンバ、揚げパン、チャーハンと答えてくれました。このチャーハンはなんと、10年以上前に児童がレシピを考案したメニューだそうです。にんにく、梅、牛肉を使用しており、料理名を「元気100倍チャーハン」といいます。

 また、名張市では市民団体によるバリっ子会議が行われます。平成24年の会議内で給食コンテストが開かれ、児童が考案した「カレー麻婆豆腐」が選ばれました。名張市の献立に採用され、現在も定期的に給食に出てくるそうです。


 P5120149_kaiサミット給食ということで、やはり、サミットに関することも聞いてみました。

 志摩市でサミットが開催されることは知ってる?との質問にたいして、「知ってるよ!」と答えてくれました。参加国について質問すると、なんと7カ国全ての国名を答えてくれた児童もいました。

 また、その他にも、参加国の文化、生活や歴史に興味があると話してくれた歴史好きの児童もいました。

 


P5120063_kai 実は教室に訪問する前に、普段は、あまり入ることができない調理作業中の現場を見学させていただきました。

 箕曲小学校では、約145食の給食を3名の調理員が担当されています。3名で協力して、手際よく作業されている姿をみることができました。

 

 

 


P5120068_kai 食品は、無添加、低添加の食品を使うようにしており、ダシは、昆布やカツオから取り、料理に利用しています。

 児童が大好きなカレーも、名張市ではなんと小麦粉、バターを使って一からルーを手作りしています!給食に対するこだわりを感じます。

 

 

 


 P5120084_kai先程取ったダシを本日のメニューのポテトコーンスープに入れました。とても美味しそうですね。

 鍋の中身が焦げないように頻繁にかき混ぜていました。愛情をこめて、丁寧に調理している様子をみることができました。

 

 

 


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 こちらでは特別なイベントのときは、栄養教諭はもちろん調理員も食育に積極的に参加します。

 今回のサミット給食のテーマはドイツということもあり、ソーセージの種類がたくさんあることを児童に知ってもらうため、なんと、学年・クラスごとに異なるソーセージの写真を使用しています!

 みんな何種類のソーセージを覚えられたかな!

 

 


 P5120096_kaiこちらの小学校では、調理員と児童の距離が近く、児童の生の声を聞くことができるそうです。児童は調理室の外から、「給食美味しかった!ありがとう!」「今日の料理は大好物だったよ!」と言ってくれるので、その声が調理員のやりがいに繋がっています。

 新1年生が入学する4月は、食材を小さく切るなど、食べやすさに配慮しています。野菜は加熱して甘みを出したり、辛みを抜いてあげるなど、『おいしくするための一手間を惜しまない』ように調理しているとおっしゃっていました!


P5120062 最後に校長先生にもお話をお伺いすることができました。

 地産地消、郷土料理や季節を感じる食材など、食と生活が密接に関わっており、食べて終わりではなく、地域の行事、伝統や食品が一緒に心のなかで消化されるような給食が理想ではないかとおっしゃていました。

 実際に箕曲小学校では、地域の方に田んぼをお借りして、毎年、餅米作りを行っています。田植えから稲刈りを行い、その刈り取ったお米を使い、餅つきをしてお餅をつくります。

 児童は食卓に出てきた料理を食べるだけでなく、食物を育て加工する過程を経験することで、食材が姿をかえて口に運ぶまでの一連の流れを学ぶことができます。


 名張市教育委員会事務局と名張市立箕曲小学校の皆様、大変お忙しいところ、丁寧にご対応いただき本当にありがとうございました。名張市は、田んぼや地場産物に恵まれた素晴らしい環境であると感じました。これからも引き続き、美味しくて、栄養のある給食を作り続けてくださいね!

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