給食トピックス

第10回全国学校給食甲子園 決勝大会が行われました。

DSC_3066 地元食材を使った栄養バランスの良い献立でおいしさを競う第10回全国学校給食甲子園(NPO法人21世紀構想研究会主催)が6日、東京都豊島区で開催されました。決勝大会のレポートです。

 中国四国ブロック代表、島根県の江津市立桜江学校給食センター、栄養教諭・山田先生の力強い選手宣誓により、応募総数2,054校・施設の頂点を目指して全国6ブロックから選ばれた各2、計12校・施設の熱戦が開幕しました。

 


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 選手は栄養士と調理員の2人1組。調理時間1時間で6人分の給食を調理しなければなりません。 日頃の調理技術、チームワームの成果を発揮すべく、どのチームも力を尽くします。


PC061895 緊迫した空気の中、皆さんの表情も真剣です。応援にも力が入ります。


PC061912 今回は、第10回記念大会として、審査員には2人の小学生が加わりました。 そして、こども審査員特別賞が設けられました。 特別賞のテーマは「子供が食べてみたい!と思う給食」です。 審査員を務めたのは朝日小学生新聞の子供記者です。 真剣な表情で調理の様子を見ていました。


PC061915 見ているほうもあっという間ですが、調理している選手たちはさらに短く感じられたことでしょう。 それでも全ての学校・施設が、無事、時間内に調理・片付けを完了しました!流石です。
工夫を凝らした、栄養満点な給食は、どれも魅力的です。 調理室内には、美味しそうな香りが漂いました。

 

 


さて、結果発表が気になりますね・・・!


DSC_3389 優勝に輝いたのは、関東群馬県代表・みなかみ町月夜野学校給食センターの栄養教諭 本間 ナヲミさん、調理員 山岸丈美さんです。 上州は小麦の生産が盛んですがここはあえて米粉を使ったパンを持ってきました。 特産のブルーベリーは毎年味が変わるため、その度に分量を調節してジャムを手作りしています。 そして、思ったとおりの給食を作ってくれる調理員さんにとても感謝していました。

全国2,054校・施設の頂点、優勝おめでとうございます。


PC061943優勝した関東群馬県代表・みなかみ町月夜野学校給食センターの献立です。

【献立】
こめっこぱん、牛乳
上州豚のアップルジンジャーソースかけ
こんにゃく海藻サラダ
のり塩ポテト
根菜のミネストローネ
手作りブルーベリージャム


DSC_3378 準優勝を獲得したのは、秋田県代表・上小阿仁村学校給食調理場の栄養教諭 細田智子ミさん、調理員 村田淳子さんです。 超高齢化している村にあって「子は宝」と子育てに対してはとても熱心で学校給食にも力をいれているそうです。 秋田県は昨年の第9回全国学校給食甲子園で藤里町学校給食センターが優勝、今回は準優勝です。 昨年の地産地消給食コンテストでも五城目町の中学校が文部科学大臣賞を優勝しています。

 今の日本の学校給食は秋田県がリードしていると言ってもよさそうです。 


DSC_3160【秋田県 上小阿仁村学校給食調理場の献立】

地鶏の二色そぼろごはん
牛乳
上小阿仁野菜のみそマヨネーズ焼き
みずのナムル
稲庭うどんと舞茸のすまし汁
ほおずきミルクプリン



DSC_3426企業賞として弊社 株式会社菜友より、優秀賞(菜友賞)を最もチームワークが優れていたチームを表彰させていただきました。 受賞されたのは、愛知県 西尾市立西尾中学校の栄養教諭 冨田直美さん、調理員 三浦康子さんです。 第7回大会で優勝されていただけに悔しいところもあるでしょうが、しっかり優秀賞を獲得するところはさすがです。来年以降もぜひエントリーしてください。

大量調理にかかせないチームワークを称えた受賞、おめでとうございます!


PC061936【献立】

ごはん
牛乳
大葉入りミンチカツ甘味噌かけ
にんじんのツナサラダ
愛知のおいしい野菜スープ
西尾抹茶むしパン

 


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激戦を終え、12学校・施設の選手24人と実行委員、審査委員の皆さんの笑顔で大会は締めくくられました。 選手の皆さん、関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。

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