給食を投票で決め選挙を体験――。洋光台第二小学校と森東小学校の2校で12月20日、21日に選挙を学ぶ授業が行われた。
この授業は、磯子区選挙管理委員会と磯子区明るい選挙推進協議会が主催。実際の選挙で使用される記載所、投票箱を設置し、児童に選挙への関心を持ってもらおうと区選管らが企画。このような授業を区内小学校で実施するのは初めて。
20日に行われた森東小学校の授業では、3つのメニューから児童が食べたい給食を選定。サンマーメン、ミックスフライ、ハンバーグのメニューの詳細が書かれた「選挙公報」が児童に配られ、候補者役を務めた同校教諭の「選挙演説」を聞き投票。区選挙管理委員会により開票作業が行われハンバーグが「当選」した。投票から開票の流れを区選管職員が児童に説明をしながら進められた。
児童からは「集計を間違えないように綿密に進められていることがわかった」「選挙の仕組みを知ることができた」といった感想が発表された。また、「同じ投票数だったらどうなるのか」という質問では、同数の場合はくじ引きによって決まるとの説明が区選管からあった。投票によって決まったメニューは3月の給食で提供されるという。
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