富士山をミカンと牛乳で表現 静岡「和食給食コンテスト」優秀賞に6作品

 県茶業農産課は、12月6、7日に沼津市で開催される「ふじのくに和の食文化の祭典」の一環として、学生から募集した「和食給食コンテスト」の入賞作品が決定したと発表。最優秀賞には、ミカンと牛乳の2色で富士山を表現したプリンなどが特徴の静岡英和学院大短期大学部2年、手塚優希さんの「Fujisan給食」が選ばれた。また、日大短期大学部2年、鈴木美優さんら5人の作品が優秀賞に選ばれた。計6作品は食文化の祭典で展示される。

 コンテストは県産の多彩な農林水産物を活用し、子供に和食を中心とした食生活と味覚を継承することを目的として開催。10月から1カ月間、県内の大学や調理専門学校生から募集したところ、27作品の応募があった。11月12日に、ふじのくに食の都仕事人の「鮨処やましち」の山崎伴子さんら3人が審査した。

 最優秀賞は「ちょっと工夫すれば給食でも実際に提供できる」「彩りが良い」「主菜のレンコンのはさみ揚げに太刀魚のすり身を使っているなど、工夫が感じられる」などと評価されたという。

会員限定記事会員サービス詳細