渡慶次小5年生、田植えに挑戦 金武で食育モデル事業


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 琉球新報社が行う農林水産省・新たな食環境に対応した食育活動モデル推進事業の一環で、読谷村立渡慶次小学校(知花優校長)の5年生71人が2日午前、金武町伊芸の水田で田植えに挑戦した。

 伊芸区の島袋正治さん(78)の水田約100坪を借りて行われ、同町の島米「ちゅらひかり」を植えた。児童らは最初こそぎこちなかったが、後半は調子よく苗を植え付け、指導した安富祖稔さん(59)=農業=も「みんな上手になっていた」と舌を巻いた。饒辺りりさん(11)は「みんなで植え付けながら、田んぼに苗が増えていくのがうれしかった」と笑顔を見せた。