市内で生産される県の銘柄豚肉「やまゆりポーク」の紹介を通じ、地域の子どもたちに畜産業への理解を深めてもらおうと、市とやまゆりポーク生産者協議会(西山國正会長)は3月16日、天神小学校(本間一弘校長)で特別授業を行った。2009年度を皮切りに毎年続けている同授業は今回で7回目になる。
同協議会はこの日、やまゆりポーク30kgを寄贈。豚肉は給食として全校児童に振る舞われた。
特別授業に参加したのは3年生の児童約90人。豚の生態や、生後半年ほどで120kg近くに育ち、出荷されていく養豚の実態などを学んだ。
養豚に関するクイズでは、特別講師たちが「市内で飼われている豚は何頭?」と子どもたちに質問。児童らは「答えは約1万7000頭。県内トップクラスです」と聞くと驚きの声を上げていた。
質疑応答では「大人の豚の体重はどのくらい?」、「それぞれの豚の区別はどうつけるの?」など、次々と質問をぶつけていた。
西山会長は「内容の濃い授業ができた。豚のことを理解してもらうことで我々も一層やる気が出る」と語った。
同協議会によると、県内にある養豚農家約60戸のうち、やまゆりポークを生産しているのは9戸。市内では西山畜産と打戻種豚組合が生産に携わっている。
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