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好き嫌いなくそう 北茨城華川小 食事の大切さ学ぶ授業

栄養教諭が食べ物の働きなどを講義した=北茨城市華川町
栄養教諭が食べ物の働きなどを講義した=北茨城市華川町


食物の働きや食事の大切さを学ぶ授業が9月24日、北茨城市華川町の市立華川小(花園浩校長、児童数50人)の3、4年生を対象に行われた。児童たちはバランスの良い食事の必要性などを実感していた。

同校では3、4年生15人を対象にアンケートを実施。「給食で苦手なものがある」と答えたのは10人。野菜を苦手にしている児童が少なくないという。

授業は栄養教諭の山口則子さん(同市立精華小)が、「すききらいしないで何でも食べよう」をテーマに講義。食べ物の働きや、好き嫌いをすることで心身に与える影響をイラストなどを使って解説した。

また、この日の給食の材料が書かれたカードを使って「主に体を作る食べ物」「体の調子を整える食べ物」「力が出る食べ物」の3種類の分類にも挑戦した。

3年の服部龍君(9)は「カードの絵が分かりやすくて楽しかった」、4年の岩瀬遥さん(9)は「野菜をいっぱい食べて自分の体を守りたい」と感想を話した。

3、4年担任の大内芳枝教諭は「給食で好き嫌いが見られ、少しでも食べてもらおうと企画した。食物の働きへの理解が進み、バランスの取れた食事につながれば」と話した。 (飯田勉)

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