2015年(平成27年) 9月27日(日)付紙面より
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米粉を使った料理教室が26日、酒田市の酒田調理師専門学校(齋藤正典校長)で開かれ、同校教諭らの指導で、市内在住の親子連れが小麦粉の代わりに米粉を使用したうどん作りなどを体験した。
市やJA、県庄内総合支庁酒田農業技術普及課など農業関連団体で組織する市米消費拡大推進協議会(会長・丸山至市長)が、米粉利用食品の普及・定着を図るとともに、米の重要性や魅力を再認識してもらおうと、同校が主催する「食育教室」とタイアップし毎年開催している教室。
今年は市内の8家族計22人が参加し、同校教諭が指導、「食育インストラクター」習得を目指す学生26人がサポートに当たり、小麦粉の代わりに200メッシュの米粉を用い、サラダ麺と「きなこプリン」を調理。レシピはいずれも同校教諭が担当した。
最初に教諭が調理手順を紹介。このうち「サラダ麺」の調理では、子供たちはお母さんや学生たちから手伝ってもらい、米粉と片栗粉、熱湯を混ぜ合わせて生地を作ったり、麺棒で薄く延ばすなどして完成させた。
昼食として早速味わった親子は「おいしい」「家でも作ってみたい」と声を上げていた。