給食の釜は大きいなぁ 小学生が「共同調理場」訪問 香川

給食共同調理場の作業を熱心に見学する児童ら=香川県さぬき市
給食共同調理場の作業を熱心に見学する児童ら=香川県さぬき市

 香川県さぬき市のさぬき南小学校の2年生46人が3日、同市大川町の「大川学校給食共同調理場」を訪問。児童らは栄養教諭の説明に耳を傾けながら、ガラス越しに調理の様子を見学した。

 同調理場は、平成12年4月に運用開始。現在は市内の幼稚園6園、小学校7校、中学校2校の計15カ所に1日約3千食の給食を配送している。

 児童らは大きな釜でご飯を炊いたり、煮物を混ぜる調理の工程を見るなど、給食の献立がどのように作られるかを学んだほか、調理器具の大きさに驚いた様子だった。

 細川正浩所長は「調理員は石鹸(せっけん)で手を2回洗ってアルコール消毒をしていることや、万一手にけがをしたときは青色の救急ばんそうこうを張って、落ちてもすぐわかるようにしている」と、徹底した衛生面などについて説明した。

 児童たちは「ゴム手袋に穴が開いていないかどうかを、チャイムが鳴ったら調べていることなど、初めて知ることばかりだった」と話していた。

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