Free子どもたちに魚食文化つなげよう 大間でキャンペーン開始

大間アゲ魚っ子キャンペーンのキックオフで記念写真に収まるメンバーら
大間アゲ魚っ子キャンペーンのキックオフで記念写真に収まるメンバーら

大間町の「海と大間の未来づくり実行委員会」(大見義紀会長)は7月、魚食文化と海の豊かさを次世代につなげていくプロジェクト「大間アゲ魚(さがな)っ子キャンペーン」を始めた。11月にかけて学習会や地元産の魚料理などを通じ、海の大切さを大間の子どもたちに伝えていく。

 キャンペーンは、日本財団が進める「海と日本プロジェクト」の一環。魚離れが進む子どもたちに多様な地元の魚を食べてもらうため、料理家栗原心平さんが「どんこのふわふわ揚げ昆布あんかけごはん」「魚っこカツカレー」といった揚げ魚のメニューを考案した。今後、給食のない町内小学校に昼食の弁当として提供するほか、漁船に乗って漁場について学ぶ体験などの活動を展開する。

 大間総合開発センターでメンバーがキックオフセレモニーを行い、大見会長が「大間の子どもたちが食を通じて海を知り、海の豊かさを守る心を持った『海の子』になるようキャンペーンを展開します」と宣言。アートディレクターの迫田司さんがデザインしたロゴマークがお披露目されたほか、栗原さんのビデオメッセージが流された。

 
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