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県内で最大震度6強を観測した地震を受けて、被害の大きかった新地町の小中学校で唯一給食を中断していた町立尚英中学校は22日、1週間ぶりに給食を再開した。生徒たちは1週間ぶりの温かい給食に感謝しながら、人気メニューのカレーをほおばった。
新地町ではこれまでに約1300世帯が一部損壊とされ、ほぼ全域にわたる約2900世帯で一時断水した。現在も一部地域で漏水のために水が出ない。
尚英中でも給食室の給湯器が破損したり、食器を殺菌消毒する保管庫が故障したりして、16日から給食の提供を中断した。徐々に復旧しているが、給湯器の修理は今年度中は難しく、今は釜で湯を沸かしている。同校の加藤美恵主任調理員は「生徒たちに一日でも早く温かい給食を食べさせてあげたかった」と再開に胸をなでおろした。
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