地元サザエを給食で 勝浦市がカレー1200食分を提供

2021年2月14日 07時40分

勝浦市内の子どもたちに提供されたサザエカレー給食=市立勝浦小学校で(市提供)

 子どもたちに地域の食文化に目を向けてもらおうと、勝浦市は9日、市内9カ所すべての保育所、こども園、小中学校の給食で、外房産サザエを使ったカレー1200食分を提供した。 (山田雄一郎)
 市はこれまでも地元で水揚げされたカツオやシイラのフライなどを給食に採用。今回、新たにサザエを取り入れ、外房の海の恵みを子どもたちに感じてもらおうと考えた。新型コロナウイルスの影響で学校行事が中止となったことから、思い出の一つになればとの願いも込めた。
 市立勝浦小の六年生片倉晶美(あけみ)さん(11)は「家でもサザエはたまに食べるけれど、カレーで食べるのは初めて。カレーとサザエの相性がすごく良かった」と喜んだ。

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