「骨もおいしい」とたら汁に舌鼓を打つ児童=朝日町あさひ野小で
◇朝日・あさひ野小
朝日町あさひ野小学校で六日、町名物の「たら汁」が給食に出た。町でタラの水揚げはほとんどなく、年に一度のたら汁給食だけが食べる機会という児童も多い。頭も内臓もぶつ切りにして煮込み、魚のうま味たっぷりの汁を、好きな児童はお代わりして味わった。
町沿岸漁業連絡協議会が町のソウルフード、たら汁の文化を次代につなぐため、二〇一二年度から町内小中学校で実施している。この日は児童百十四人と教職員らの分を町漁協女性部の三人が岩手産の生スケトウダラ四十匹を使い、直径約一メートルの大鍋で調理した。
六年の井口文音(もね)さん(12)は「給食でしか食べていないけれど、魚の味が丸ごと入っていて好き」と話した。
さみさと小は十三日、朝日中は二十七日にたら汁給食がある。 (松本芳孝)
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