袋井特産のクラウンメロン 山梨県の小中学校の給食に
2020年10月9日 05時00分 (10月9日 05時03分更新)
袋井市の友好都市である山梨県北杜市の15小中学校で6、7の両日、給食に袋井特産のクラウンメロンが登場し、児童生徒らを喜ばせた。19、20の両日にも2校で提供される予定で、市内全小中学校の子どもたちがクラウンメロンを味わうという。
交流事業の一環で袋井市が呼び掛け、県温室農協クラウンメロン支所(同市小山)の協力で実現した。北杜市明野中学校(生徒174人、教職員23人)では6日、同市職員が校内放送でクラウンメロンの特徴や袋井市の概要について説明。生徒らは教室でパンフレットに見入ったり、袋井市を紹介する動画を視聴したりして理解を深めた後、クラウンメロンに舌鼓を打った。
生徒からは「甘くてとってもおいしい」「すごく丁寧に育てられていて農家の大変さが分かった」などの感想が聞かれたという。
袋井市おいしい給食課によると、11月には同市でも紫黒米(しこくまい)や浅尾ダイコンなど北杜産の食材を使用した「友好都市北杜市献立」が給食で提供される予定。
担当者は「学校給食を通した交流を促進し、両市の友好を深めていきたい」と話している。 (土屋祐二)
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