五箇山ぼべらのごまあえを食べる児童=南砺市井口小で
南砺市は地場産野菜の活用促進のため、十五日、市内の十三小中学校で、五箇山ぼべら(カボチャ)を使った給食を出した。十七日の四校も含め市内全校で計約三千三百人に提供して地元の伝統野菜を知ってもらう。
井口小、井口中では、約七十人が五箇山ぼべらのごまあえなどの給食を味わった。五箇山とうふのけんちん汁や南砺ポークのしょうが焼き、合掌みょうが寿司(ずし)、福光のリンゴと、ほかの献立も市産物を用いた。
五箇山ぼべらはラグビーボール形で甘い。栽培されている上平地域以外では知らない児童生徒も多く、栄養士が実物のぼべらを見せ「カヤを使って育てている」などと紹介した。
小学二年の柳田宗佑(そうすけ)君(7つ)は「カボチャが好き。普通のカボチャよりちょっとだけ甘い」、中学三年の今井英介さん(15)は「五箇山ぼべらは見るのも食べるのも初めて。甘くておいしい」と話した。 (松村裕子)
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