新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んでいるウナギを小・中学校の給食に提供します。

 愛知県は、9月の補正予算案をまとめました。9月補正としては過去10年で最も多い総額786億円余りで、そのおよそ9割が新型コロナ対策です。

 このうち新型コロナの影響を受ける水産業者などを支援するため、県内の公立小・中学校などの給食にウナギやニジマス、シラスを提供する費用として17億5800万円が計上されています。

 また、国の「GоTоトラベル事業」を利用して、県内に宿泊する愛知・岐阜・三重など中部5県の観光客に、宿泊代金をさらに15%上乗せして割引する事業に、3億2500万円が計上されました。

 このほか、新型コロナの影響で中止が相次いでいる山車まつりの団体の感染防止対策として、2700万円が盛り込まれています。

 この補正予算案は、9月18日から始まる愛知県の9月議会で審議されます。