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コロナで流通減 輪島ふぐ給食に

2020年7月9日 05時00分 (7月9日 10時31分更新)
輪島ふぐの米粉揚げを味わう生徒たち=輪島市輪島中で

輪島ふぐの米粉揚げを味わう生徒たち=輪島市輪島中で

  • 輪島ふぐの米粉揚げを味わう生徒たち=輪島市輪島中で
  • 輪島ふぐの米粉揚げ(写真奥)が献立に並んだ給食=輪島市輪島中で

輪島中生、米粉揚げに舌鼓


 新型コロナウイルスの影響で余剰在庫が生じている輪島市の天然フグ「輪島ふぐ」を活用しようと、市内の小中学校と特別支援学校でフグを使った給食が提供される。八日は輪島中学校で、真フグの米粉揚げがおかずとして出され、生徒たちが口いっぱいにほおばった。
 二〇一八年の天然フグ漁獲量が二年連続で日本一となった輪島ふぐだが、感染拡大による飲食店などの営業自粛で流通量が減少。市は国の国産農林水産物等販売促進緊急対策事業を活用し、県漁協輪島支所と協力して学校給食にフグを提供することで、消費喚起につなげていく。
 輪島中では、地元産の米粉で揚げた真フグが給食の献立に並び、全校生徒三百八十三人が地元の海の幸に舌鼓を打った。三年の北出涼介さん(14)は「外はさくっと、中は身がしっかりつまっていておいしかった。余るともったいないので、給食で食べられてよかった」と話した。
 今後、市内の小中学校・特別支援学校全十四校で、七〜九月に月一回ずつフグを使った給食が提供される。 (森本尚平)
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