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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校給食の休止などで牛乳の消費が減っている。福岡市の九州生乳販売農業協同組合連合会(九州生乳販連)は牛乳を飲み、口の周りに残る白いあとを“ひげ”にみたてた「#牛乳ヒゲチャレンジ」を展開し、消費アップに取り組んでいる。6月末まで。
九州生乳販連に加盟する九州7県の約1280戸の酪農家は牛乳・乳製品などの原料になる生乳を年約59万トン生産する。今年は新型コロナの影響で3月から学校給食が休止になり、喫茶店など業務用で使う牛乳も減った。
北海道、栃木県に次いで生乳の生産量が多い熊本県の有限会社「茶ノ木」(同県山鹿市)では、内ケ島(うちがしま)賢勇(けんゆう)さん(54)家族ら4人で約140頭の乳牛を飼育する。乳牛は暑さに弱いため、春に生乳生産量が多く、毎日搾乳しなければ病気になる。今年は3~5月に給食が休止になり、余剰乳は加工用に回したが、1キロ当たりの単価は飲用牛乳より安い。
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