簡易給食長期化か コロナでセンター完成見通せず 千葉 館山

簡易給食長期化か コロナでセンター完成見通せず 千葉 館山
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千葉県館山市の学校給食センターの建設が新型コロナウイルスの影響で完成を見通せない状況となり、ごはんと牛乳などの「簡易給食」が小中学校で長期にわたって続く可能性が出ています。
館山市の学校給食センターは、去年9月の台風15号で使えなくなり、館山市立の幼稚園と小中学校に通う子どもたちは、ごはんや牛乳、ふりかけなどの「簡易給食」か、自宅から持参した弁当を食べる状況が続いています。

この間、新たな給食センターの建設が進められ、市は当初、ことし9月の完成を見込んでいました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で衛生関連の資材を中国から輸入するのが困難になったり、電気設備の部品を入手する見通しが立たなくなったりしているということです。

緊急事態宣言の解除を受けて、子どもたちは1日から通常どおり、小中学校などに通い始めましたが、いつになったら簡易給食が終わるか全く分かっていません。

館山市学校給食センターの菅田茂樹課長は「子どもたちや保護者には、負担をおかけします。ご理解とご協力をお願いしたい」と話しています。