市内小中学校7日再開

情報を共有する対策本部のメンバーら

島内5市町村で足並み
屋外運動施設も再開に向け調整
コロナ対策本部会議

 第5回奄美市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が5日、市役所5階会議室で行われた。朝山毅市長を始め、各所管・担当課の職員らが出席し、現状と今後の予定について共有した。奄美市所管の各施設について休館・開館の日程が発表された。検診などの行事予定についても、中止・実施・延期が発表された。

 同会議では朝山市長が医療関係者らへの感謝を述べて開会。「情報共有し、共通の体制を作りたい」と述べた。次に健康増進課より市内の感染状況、市で行っている対応について報告がなされた。

 鹿児島県は国の方針が定める「新規感染者が限定的となった地域」に当たる。対策の強度を一定程度緩められるようになるが、再度感染が拡大する可能性もある。外出時はマスクを着用する、人との距離は2㍍開けるといった新しい生活様式に移行していく必要がある。

 市内の小中学校は7日から再開する。島内5市町村で足並みを揃えた形だ。これに合わせ学校給食センターも7日から再開する。

 多くの集会・交流・観光施設については5月31日まで休業・休館する=表=。ただ、屋外運動施設については市民の要望もあり、島内の人の利用に限って11日から再開予定として調整する。

 行事については、笠利・名瀬・住用各地域の女性がん検診は時間短縮の上実施予定。5月12日健康増進課の7カ月健康相談・乳幼児健診は時間短縮の上実施。3歳児検診は延期。1・6か月児検診は延期。5月27日いきいき健康課の乳幼児健診は実施予定=表2=。