新型コロナ 県立校来月末まで休校 阪神地域も 県補正予算、ネット授業に4.4億円 /兵庫

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県教委は28日、5月6日までとしていた県立学校(高校、特別支援学校など)の休校を5月末まで延長すると決めた。28日に記者会見した井戸敏三知事は「市町から要望もあり、県教委が早く判断した」と述べた。各市町教委にも同様の措置を求める意向を示した。

 国は5月6日までとした緊急事態宣言について、大型連休中に延長するかどうか判断する。県教委は学校や児童・生徒の準備が必要だとして、国の結論を待たず、28日に開かれた県の対策本部会議で休校の延長を決めた。

 県教委は児童や生徒の家庭学習を支援するため、インターネットによる遠隔授業の環境整備費として4億4900万円を補正予算に計上。自宅でネットが使えない生徒にタブレット端末を貸与し、動画による授業や課題の配信などができる学習支援アプリも導入する予定。【藤顕一郎】

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