千葉 市川 市内の全小中学校を28日から2週間 臨時休校へ

千葉 市川 市内の全小中学校を28日から2週間 臨時休校へ
千葉県市川市は、新型コロナウイルスの感染者3人が市内の同じスポーツクラブを利用していたことを受けて、市立のすべての小中学校を28日から2週間、臨時休校にする方針を決めました。
千葉県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された3人は今月、市川市にある同じスポーツクラブを利用していたことが判明し、千葉県は利用者や従業員、およそ600人を対象に健康観察を行っています。

関係者によりますと、この600人の中に市内の小中学校の教職員などが複数含まれていることがわかったということです。

現時点で市内の学校で教職員や子どもの感染は確認されていませんが、市川市は28日から来月12日までの2週間、市立の小中学校や幼稚園など合わせておよそ60校を一斉に臨時休校にする方針を決めました。

休校期間中も家庭と連絡を取り合い、子どもたちのケアにあたり、春休みに補習を行うことも検討しています。

一方、卒業式については、出席者を卒業生と保護者に限るなど縮小して実施する予定です。

市川市は27日、記者会見を開いて、こうした方針について正式に発表することにしています。