北海道)芦別市内の学校給食でラストタングロン

前田健汰
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 北海道芦別市内の小中学校の給食に21日、3月末で製造が終了する地元メーカーの清涼飲料水「タングロン」が出た。給食ではこれが最後の登場となる。

 「タングロン」は道産の昆布エキスと青森産のリンゴ果汁などが入った飲料で、酸味と甘みが口に広がる。1969(昭和44)年に元炭鉱マンの笠井盈(みつる)さんが同市内で製造を始め、半世紀以上の間、地元で親しまれてきた。市の給食センターによると、ここ数年、給食では年に1回の頻度で出ていた。上芦別小学校の以頭桜妃(はるひ)さん(4年)は「保育園の頃は毎日飲んでいた。おいしいし、無くなるのが残念」と話していた。(前田健汰)

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