長崎和牛を給食に 諫早市で研修会
長崎県内で肥育された「長崎和牛」を給食に取り入れ子どもたちに味わってもらおうと、県学校給食会などは1日、諫早市内で給食センター職員やPTA向けの研修会を開いた。約30人が参加した。
長崎和牛はやわらかな肉質とジューシーさが人気。だが価格は高めで、給食での取り扱いは東彼杵町と波佐見町の一部の小中学校に限られているという。
研修会では比較的安く仕入れることができる「切り落とし」を使ったメンチカツやビーフシチューなどのレシピを紹介。参加者は真剣な表情で調理し、試食した。参加した大村市教育委員会の下川洋子さん(46)は「長崎の食材はやっぱりおいしい。給食で出せたら子どもたちも喜ぶと思う」と語った。(西田昌矢)