東須磨小、カレー給食を中止に 保護者「しょうもない」

[PR]

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)での教員間暴力・暴言問題で、同校は当面、子どもたちの給食にカレーを出さないことを決めた。加害教員らが校内の家庭科教室で被害者の男性教員(25)に激辛カレーを食べさせる動画が広く報じられ、カレーを食べるのを嫌がる児童がいるためという。市教委は現場の家庭科教室も改修する。

 カレー給食の中止と家庭科教室の改修は、16日夜に同校で開かれた保護者向けの説明会で学校側が明らかにした。出席した保護者からは「保護者の感覚と学校の対応がずれている。カレーをやめるとか、しょうもない。家庭科教室を改修するお金は他のことに使うべきだ」との意見も出た。

 市教委の説明によると、同校では問題発覚後、4人の児童が気持ちのつらさから登校できなくなり、うち2人が16日時点でも休んでいる状態だという。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら