舞鶴の小学校で京の伝統野菜「佐波賀だいこん」が給食に

 京の伝統野菜「佐波賀だいこん」を身近に感じてもらおうと、メニューに取り入れた給食が2日、舞鶴市平の大浦小で行われた。児童らは、「佐波賀だいこん」を使ったふりかけやおでんなどをおいしそうに頬張っていた。

 同小は「佐波賀だいこん」の産地の大浦半島にあり、2年前からこの給食を実施している。この日は、地元で収穫した「佐波賀だいこん」6本を使用。白い部分を使ったおでんのほか、葉で作った自家製のふりかけも用意された。

 給食の時間には、栄養士の後藤明子さんが「佐波賀だいこん」を持って各クラスを回り、「地元でとれた佐波賀だいこんはおいしいよ」「葉の部分も栄養があるから、ふりかけもたくさん食べてね」などと、児童たちに説明していた。

 6年生の奥本葉矩君(12)は「佐波賀だいこんのことは、学校でも勉強するのでよく知っています。今日の給食はとても甘くておいしかった」と話していた。

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