震災8年、東北の郷土料理で給食 相模原市が復興応援
11日で東日本大震災の発生から8年になるのを前に、相模原市は8日、東北の食材や郷土料理を取り入れた給食を市内の中学校で提供する。岩手県大船渡市で水揚げされたブリを使用するほか、福島県の郷土料理「ひきないり」を用意する。市役所の食堂でも70食限定で販売する。
東北の魅力を子どもらに紹介するとともに、復興を応援するのが狙い。市立中学校27校で実施する。
ひきないりは細く切った大根やニンジンをいためて煮込んだ料理。ブリはレンコンとの甘辛あえにする。ほかに海藻サラダや東北産のリンゴも付ける。給食は1食あたり315円で、市役所では530円で販売する。