子供たちに農業の役割や食物の大切さを伝えようとJA湘南が21日、山下小学校(高橋篤校長)に平塚産米「はるみ」40キロを寄贈し、児童が生産者を囲んで一緒に給食を食べるふれあい給食で交流を深めた。
給食前には4年生児童58人を対象に市内の稲作について学ぶ特別授業を実施。JA湘南職員の加藤達也さんがはるみ誕生の経緯や生産量、特徴などを説明した。日本穀物検定協会の食味ランキングで2年連続の特A評価を受賞した話題に触れると、児童らは「早く食べたい」などの歓声を上げて喜んでいた。
同校は5年生で米づくり体験が授業の一つにあるといい、生産者の栗原幸雄さんが田植え期から収穫期までの作業について説明。夏場の水管理や除草作業など注意点を分かりやすく伝え、「ご飯は残さず、たくさん食べて立派に成長してください」と呼びかけた。
給食メニューには焼き魚や汁物などが並び、児童らは生産者を囲んで大きな声で「いただきます」と唱和した後、炊き立てのはるみを頬張った。藤田永太君は「甘くてモチモチしている。毎日食べたい」と声を弾ませた。
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