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名古屋の給食エビフライ年1回に、高野豆腐など増加

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名古屋市立小学校の献立の一例。ごはん、高野豆腐の煮染め、だんご汁、牛乳
名古屋市立小学校の献立の一例。ごはん、高野豆腐の煮染め、だんご汁、牛乳

 名古屋市の小学校の給食に変化が起こっている。かつては2カ月に1回だった名古屋名物「エビフライ」が食材高騰の影響で年1回になり、代わって切り干し大根や高野豆腐が増加。市教育委員会は公費負担による改善を検討する。一方で飲み残しの多い牛乳をコーヒー味などに変えて飲みやすくする調味品の導入に重い腰を上げる。

 同市の給食費は1食当たり約226円と全国の政令市で最も低く、月額では3800円。公費負担はなく、2009年4月以降、家庭への負担を考慮して値上げされていないが、この間にご飯やパン、牛乳などの食材費が上昇。その結果、総菜の仕入れにしわ寄せが及び、栄養を維持しつつも安価なメニューに切り替わった。

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