中学校給食の在り方などについて大磯町教育委員会と大磯中・国府中の生徒代表が直接意見を交わす懇談会が、5月30日に大磯町郷土資料館で初めて開かれた。
同町の中学校給食は大量の食べ残しや異物混入が発覚したことから、昨年10月に休止。町は適切な方式で給食を再開するため、今年度その調査費用に予算を投じている。
懇談会には両中学校の生徒会役員13人と野島健二教育長らが参加。給食や学校生活全般について1時間超、意見交換した。町教委によれば、生徒からは「小学校の給食はおいしかった」と料理の温かさや調理時の匂いなどを重視する「自校方式」や「親子方式」を希望する声が多く、休止したデリバリー方式についても「問題発覚後、校内アンケートをまとめていた最中に休止が決まり残念だった」などの意見が出たという。また当時、給食を食べづらい雰囲気があったことなども明かされた。野島教育長は「聞き取りの結果は何らかの形で検討会にも反映していきたい」と話した。
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