地元の味、パスタでどうぞ 甲南高生考案、給食に登場

 地元の食材を子供たちに楽しんでもらおうと、甲賀市の一部の小中学校などで28日、県立甲南高校(同市甲南町)の生徒が考案したメニュー「滋賀の湖と山の幸パスタ」が提供された。

 同校総合学科「食と健康」系列では、平成21年から3年生が「課題研究」の授業で、地元の食材を使ったメニューの開発に取り組んでいる。一部商品は、同市内にある新名神高速道路の甲南パーキングエリア(PA)と土山サービスエリア(SA)で販売されている。

 この日の給食メニューは、琵琶湖産のゴリのつくだ煮を混ぜ込んだパスタ。ほうれん草や市内産の土山茶が使われた緑色のクリームソースに絡めている。

 市立希望ケ丘小5年の田尻奈緒さん(10)は「麺がモチモチしておいしかった。ちょっとお茶の味がした」と話していた。

会員限定記事会員サービス詳細