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くじら食文化を未来に引き継ごう

ページID:0021514 更新日:2018年2月2日更新 印刷ページ表示
くじらの竜田揚げを味わう児童たち

くじらの竜田揚げを味わう児童たち
「鯨が来たぞー」と声を上げる、1年生の「叫り賞歩(たけりしょうぶ)」の後に鯨唄が披露された
くじら資料館の早川館長から鯨の生態が紹介される
この日は長門市・下関市の全90ヵ所で、給食に「くじらの竜田揚げ」が提供された
大西市長も児童と一緒に給食を楽しむ

 2月2日(金曜日)、長門市の全小中学校で、給食に鯨肉が提供される「学校給食・くじら交流の日」が行われました。

 これは、古式捕鯨から近代捕鯨へ移り変わる歴史の中、長門市・下関市の両市で育まれた食文化を次代に引き継ごうと毎年行われているもので、今回が6回目となります。今年は両市を合わせて90ヵ所で、給食に「くじらの竜田揚げ」が提供されました。

 この日、通小学校では給食前に、大西市長・松浦教育長・くじら資料館の早川義勝館長に向けて、全校児童が通鯨唄「祝え目出度」を披露。続いて、大西市長が「今日は一段と皆さんの元気を感じました。長門市では、節分の日に鯨など大きなものを食べる習慣があります。今日は鯨をおいしく食べて、これからも元気で楽しく学校生活を送ってください」とあいさつしました。

 その後、早川館長から鯨の生態が紹介され、児童は本物の歯やひげを見ながら、鯨のえさの種類や食べ方などを興味深そうに聞いていました。給食が始まると、ご飯・牛乳・みそけんちん汁・小松菜のごま和え・節分豆と一緒に提供された「くじらの竜田揚げ」を、児童は「やわらかくておいしい」などと互いに感想を話しながら味わいました。