龍谷大と大津市、コラボでメニュー 地元産の小松菜、消費拡大へ

 大津市産の小松菜を用いて龍谷大農学部と同市などが開発したメニューの提供が6日、同大学瀬田キャンパス(同市瀬田大江町横谷)の「RECレストラン」で始まった。両者で開発した別のメニューも同日、市立小学校の給食に登場。児童、生徒や学生にPRし、同市産の小松菜の消費拡大を図る。

 龍谷大と同市などは、地元農産物の地産地消や食育などに取り組む協議会を設立。昨年度は市内で生産されたキャベツを使った「キャベツカレー」を学校給食向けに考案しており、今回は小松菜を食材に選んだ。

 同大学内では、小松菜と豚肉をしょうゆ、みりんで甘辛く炒めてどんぶりにのせ、温泉卵をトッピングした「こまつな丼」が登場。小学校では、ほぼ同様のメニューの「こまつなの豚そぼろ丼」が提供された。

 こまつな丼を食べた同大学社会学部3年の竹田裕貴さん(20)は「しっかりとした味付けで肉もおいしい。食べ応えがある」と満足げに話した。

 同大学での提供は8日まで。1日20食限定。午前11時〜午後2時。学外者も利用できる。

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