三輪素麺で七夕給食 桜井市そうめん条例施行日に提供 奈良

 三輪素麺の普及促進をめざす桜井市の「そうめん条例」が施行された7日、市内4つの市立保育所の給食のメニューに三輪素麺が登場、子供たちはおいしそうにそうめんを食べた。

 約70人が通う市立第3保育所(同市初瀬)では、「七夕集会」の後の給食に、お寿司やスイカ、ゼリーとともにそうめんが出され、女児(4)は「そうめんは好き。おいしかった」と話していた。

 そうめん条例は4条から成り、第1条で「三輪素麺を食する習慣を広め、地域経済の活性化をはかる」とし、趣向の変化で消費が伸び悩んでいる三輪素麺の普及促進に、市をあげて取り組むことをめざしている。

 条例は先月19日の市議会で全会一致で可決された。この日は市議らも市内で三輪素麺をPRする活動を展開。今月23日に市内で行われる「陽だまりフェスタ」でも三輪素麺を試食できるイベントが予定されている。

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