食材百科事典

とびうお

とびうお

栄養価

(食品成分表 可食部100gあたり)
エネルギー 96(kcal)
たんぱく質 21.0(g)
脂質 0.7(g)
炭水化物 0.1(g)
ナトリウム 64(mg)
ビタミンE 2.3㎎

ピックアップ栄養素

ビタミンE

とびうおに含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。
私たちの体内で絶えず生じている「活性酸素」が細胞膜や血中脂肪を酸化させ、老化や生活習慣病に影響を及ぼします。
その活性酸素の影響を予防するのが抗酸化作用です。
また、ビタミンEha脂溶性ビタミンなので油で調理することで
吸収されやすくなり、ナッツ類などの油の多い種実類にも多く含まれます。

特徴 & ポイント

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とびうおは翼のような胸びれで海上を滑走する様な姿から「飛魚」とよばれています。腹尾れも大きく透きとおっていて、とてもきれいです。

 

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とびうおを正面から見ると分厚いのがわかるでしょうか。飛行機と同じ様な形をしています。また内臓も他の魚と比べると、小さ目だと思います。これも飛ぶための工夫ですね。

「とびうおなんで見たことない」と言われる方は多いでしょうが寿司屋で「とびこ」というのを見たことはありませんか。
とびこはとびうおの卵です。意外と身近にいるものですね!

リアルレポートあごだしをつくってみよう!

山陰地方ではとびうおのことを「あご」といい、その「あご」からとっただしを『あごだし』といいます。
聞いたことはないでしょうか?特にラーメンのだしに使用されていますね。

今回は実際に生のとびうおを加工し、あごだしをとってみたいと思います。
DSC03806①焼きあごだし⇒とびうおを丸々魚焼きグリルで焼き、乾燥させる。

 

 

 

 

 

 

DSC03813②あごの煮干し⇒三枚おろししたとびうおを5%の塩水で茹で、乾燥させる。

 

 

 

 

 

4日間乾燥させます。

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どちらも一晩水に浸け、①焼きあごは頭を取り除く、②あごの煮干しは叩いて細かくしてからだしパックにいれて、だしをとりました。

できあがっただしがこちら☆
DSC03892左側が①焼きあごだし、右側が②あごの煮干しです。

見た目の色が違うのと
①焼きあごだしは風味、味ともに濃く、
②あごの煮干しはさっぱりとした後味と塩味がありました。

どちらのだしもおいしいですが、
同じ魚でも加工の仕方で風味が変わってきます。

 

料理レポート

あごだしうどん

あごだしは麺類によく合います。
いつもはかつおと昆布のあわせだしのうどんも
ちょっと贅沢にあごだしはいかがでしょうか。

材料:うどん 250gDSC03898
    かまぼこ 60g
    ねぎ 6g
    あごだし 600ml
    しょうゆ 大さじ1
    みりん 大さじ1/2

 

 

 

だしをとるときのポイントは①頭と内臓はとること、②最低30分は水に浸けておくこと、③グツグツ沸騰させずにアクをこまめにとることです。

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