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両丹日日新聞2014年10月 8日のニュース

久しぶりの給食に笑顔 豪雨被災で休止−18小学校で再開

久しぶりの給食 8月豪雨で福知山市学校給食センター(問屋町)の配送車が浸水した被害を受け、一時休止していた小学校18校の給食が7日に再開された。子どもたちが久しぶりに給食を味わい、笑顔を見せた。

 弘法川沿いにあるセンターは、車庫に止めていた3トントラック10台が豪雨で水没。修理に出していたため、2学期に入った9月3日から小中学校25校の給食提供を一時的に取りやめ、児童、生徒は弁当を持参していた。

 このほど8台の修理が完了したため、センターは小学校のみで給食の再開を決定した。

 水内の大正小学校(井上雅道校長、384人)では、児童たちが張り切って給食を運んだり、よそったりしていた。1学期の給食終了は7月11日。夏休みも含め約3カ月ぶりとなった給食の時間を、児童たちはにこやかに過ごしていた。

 大正小では弁当持参の期間中、食中毒予防にと児童の弁当を冷房が効く職員室で保管していたという。桐村恵美教頭は「大正地区も浸水被害が甚大で、台所が使えない家庭もありましたが『子どもに悲しい思いをさせたくない』と、保護者の方も頑張って弁当を作っていただきありがたかったです」と感謝していた。

 芦田收所長は「保護者のみなさんには協力いただき、たいへんありがとうございました。中学校7校も今月中に再開させたい」と話している。


写真=児童らは久しぶりの給食時間をにこやかに過ごした(大正小で)

    

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