給食で豚肉食べない学生はポテトのお代わりを=仏サルコジ氏

給食で豚肉食べない学生はポテトのお代わりを=仏サルコジ氏
 11月8日、来年行われるフランス大統領選に出馬しているサルコジ前大統領は、宗教上の理由などから豚肉を食べない子供たちについて、学校給食で豚肉が出た場合、ポテトフライをお代わりすればいい、と述べた。写真は今月3日に代表撮影(2016年 ロイター/Eric Feferberg)
[パリ 8日 ロイター] - 来年行われるフランス大統領選に出馬しているサルコジ前大統領は、宗教上の理由などから豚肉を食べない子供たちについて、学校給食で豚肉が出た場合、ポテトフライをお代わりすればいい、と述べた。
フランスには、欧州最大のイスラム教徒とユダヤ教徒のコミュニティが存在し、ともに豚肉を食べない。
世論調査でライバルのジュペ元首相に支持率でリードされているサルコジ氏は、公式には世俗主義の立場をとる同国における「声なき大衆」の代弁者になることで支持を増やそうとしている。
自らの保守地盤ヌイイでの政治集会で、サルコジ氏は「豚肉を食べない家庭の子供は、学校給食でハムとポテトフライが出たらハムを残し、ポテトフライをお代わりすればいい。ここフランスでは、全員に同じルール、同じメニューが適用される」と述べた。

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