給食に虫! 髪の毛! ホチキスの針! 兵庫・明石市の中学校で異物混入相次ぐ

 平成30年4月に全市立中学校での給食導入を予定している兵庫県明石市で、9月26日からモデル校として給食を始めた3校の給食に虫やホチキスの針など計19件の異物混入があったことが8日、市教委への取材で分かった。生徒らへの健康被害の報告はないという。

 市教委によると、初日の9月26日に高丘中でさつま汁に体長約2ミリの虫が浮いているのが見つかった。その後も、今月6日までに魚住、大蔵の2中学校で髪の毛や虫、ホチキスの針、つまようじなどが入っていた。いずれも食事中に見つかったという。

 明石市では市立中学全13校のうち3校でモデル事業として給食を開始。西部学校給食センター(同市魚住町西岡)で調理され、約1900人が食べている。給食の休止は考えていないという。

 市教委の担当者は「調理業者や学校の衛生管理を徹底させたい」としている。

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