韓国、給食不正問題防ぐため学校給食専用サイトを作る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.23 13:11
中学2年生の息子を持つキムさん(44)は子どもが学校から帰ってくると「給食は食べたか」と尋ねる。今年初めから子どもは学校の給食が「まずい」と言って1週間に1~2回ほどお昼を食べずに帰ってくるようになった。キムさんは「好き嫌いのない子どもが『とても食べられない』と話すたびに給食予算がどこかに漏れているのではないかと疑う」と指摘した。キムさんは「全国600万人の子どもたちが信頼して食べられる給食文化が作られたら良いだろう」と話した。
昨年4月に発生した冲岩(チュンアム)高校の給食不正事件以降、学校給食の質の低下を心配する父兄は多い。冲岩高校の事件は給食会社代表と関係者5人を検察が起訴し一段落した。冲岩学園前理事長と前校長、行政室長らは「嫌疑なし」で不起訴処分とされた。事件は片付いたが父兄の胸中に広がる疑いまでは取りはらえなかった。