2016年(平成28年) 6月8日(水)付紙面より
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神奈川県横浜市の浦島小学校(平本正則校長、児童448人)の5年生68人が6日、宿泊体験学習で三川町を訪れた。8日までの3日間、田植え体験や農業施設の見学、町内の小学校との交流などを行う。
農業体験は庄内たがわ農協青年部三川支部のメンバーが20年以上前に庄内の稲作をPRしようと同校を訪問したのをきっかけに、希望者が来町して始まった。2000年からは学校行事の一環として同校6年生が、13年からは5年生が訪れている。
6日は同校児童が同町青山の青山農場(五十嵐晃樹代表)の水田(15アール)の半分で田植えを体験。児童たちははだしで田んぼに入ると、一列に並んでもち米「こゆきもち」を植えた。子どもたちは「足が抜けない」「冷たい」と歓声を上げ、全身泥だらけになりながら楽しそうに作業していた。
福田聖さん(10)と西山美悠子さん(11)は「学校の田んぼより広くて楽しい。土の匂いがして軟らかくて気持ちいい。一生懸命丁寧に植えた」と話していた。
児童たちは横山の「田田の宿」に宿泊。7日は町内の3小学校での交流給食や羽黒山登山を楽しみ、8日は町内の農業施設などを見学し帰途に就く。