各国料理食べ国際理解 香川で「サミット給食」
更新 sty1604050001高松市で情報通信相会合(29、30日)が開かれるのを前に、香川県内の小中学校や特別支援学校では、参加する先進7カ国(G7)の料理を提供する「サミット給食」が始まっている。食文化を通して子どもたちに国際理解を深めてもらおうと県が企画した。
「いろいろな国の料理が食べられて楽しい」。三木町立平井小学校では1~3月、日本を含め8回の各国料理が出され、児童からも好評。フランスの回では教室に三色旗が掲げられ、野菜たっぷりのポトフやクリームチーズに舌鼓を打った。
給食に合わせ、サミットの意義を解説したリーフレットを配ったり、外国語指導助手(ALT)が出身国の説明をしたりする学校もあるという。
県の担当者は「サミット給食で初めて食べたメニューがあるという子どもたちもいる。G7などの言葉も知り、参加国に興味を持ってもらえたようだ」と話している。