大阪国際短大生が弁当開発 学生自ら「いかがですか」 京阪百貨店守口店で販売

 大阪国際大学短期大学部(本部・守口市)で栄養学などを学んでいる学生らが開発した特製弁当「懐かしの味 春満載~名・郷・味・弁当」が、地元の京阪百貨店守口店で販売されている。学生たち自らが販売員となって、「私たちの考えたお弁当いかがですか」と買い物客に積極的に売り込んでいる。

 弁当を開発したのは、ライフデザイン総合学科栄養士コースの1年生4人。昨年11月、京阪百貨店が「食育推進活動」の一環として若い学生らの感性を生かした弁当を作ろうと企画した。

 学内の公募で集まった4人は、親しみやすい「おうちのごはん」をコンセプトに、メニューを考案。低カロリー・低塩分で体に優しく、旬の食材を使った懐かしい味を目指したという。

 同短大の前田理奈さん(18)は「自分たちのアイデアが積極的に採用されたことがうれしかった」と話していた。

 1個1080円。守口店では、20日と24~27日、31日~4月3日に販売。また、京阪モール京橋店(大阪市都島区)でも4月3日まで販売している。

会員限定記事会員サービス詳細