サミット給食お味は? 岡山・倉敷の小中学校などで提供

 倉敷市で5月に開催される「G7教育相会合」に向け、同市は市内の小中学校など91校の給食で参加7カ国の代表的な料理を提供している。子供たちに参加国への関心を高めてもらうのが目的で、今月はフランス料理のポトフを用意した。

 同市立大高小学校の1年生の教室では、担任教諭が同会合の説明を交えてフランスの家庭料理であるポトフを紹介。「もう何回も食べた」との声もあったが、児童らはおいしそうに味わっていた。

 今後、5月までの間にザワークラウト(ドイツ)、サーモンチャウダー(カナダ)、ミートスパゲティ(イタリア)などを順次提供する。同校の小西一孔副校長は「帰化といえるほど日本でおなじみになった料理も多いが、元来の発祥国を知ってもらう意味では有意義な試みです」と話していた。

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