給食費未納8101人 県内小中学校


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 2014年度の県内小中学校における給食費未納者数は前年比894人減の8101人で、未納金額は約2260万円減の約1億8600万円となり、人数、金額ともに減少した。25日の県議会一般質問で諸見里明県教育長が西銘純恵氏(共産)に答えた。

 未納者数の全児童生徒数に占める割合は0・5ポイント減の5・6%、給食費全体に占める未納金額の割合は0・3ポイント減の2・8%だった。
 近年、未納者数、金額ともに減少傾向にあるが、児童生徒数に占める未納者数の割合が全国平均は0・9~1%であるのに対し、沖縄は5%後半~6%台と依然として高い。
 県教育庁保健体育課の担当者は未納者数が減少している理由として、就学援助制度の周知が進んだことなどを挙げた。